唐津市鎮西町串地区の住民が玄海原発(東松浦郡玄海町)の使用済み核燃料の一時的な貯蔵施設を事実上誘致する要望書を唐津市に提出していたことを受け、九州電力は13日、「建設候補地の判断材料になる」との考えを明らかにした。唐津市から同日、要望内容の説明を受けた。建設に向けた議論が加速する可能性がある。

 九電は乾式貯蔵施設の建設地について原発敷地外も候補に検討を進めている。今回の要望には「唐津市から改めて正式な通達があると聞いている。話が来れば、候補地選定の判断材料になる」と言及した。

 建設時期の期限は「現時点で設けていない」と明言を避けたが、玄海原発の使用済み核燃料プールには現在、約1900体が貯蔵されている。3、4号機が再稼働すれば4~5年程度で満杯になる見通し。

 九電は現在、3号機プールで燃料の間隔を狭めて容量を増やす「リラッキング」を原子力規制委員会に申請しているが、規制委の田中俊一委員長は難色を示し、乾式貯蔵による保管を求めている。

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