学生の教育実習について連携し、質の向上を図る協定を交わした向井常博学長(右)と田代高規教育長=神埼市の西九州大神埼キャンパス

 神埼市の西九州大学(向井常博学長)と神埼市教委は27日、中学校などの教育実習で連携する協定を結んだ。学生が市内で実習に臨むことができる。大学と学校が協力することで実習の質の向上を図る。

 学生が母校での実習に臨む場合、遠距離などで大学側がサポートすることが難しい側面があった。文科省が母校実習の見直しを掲げており、大学側が協力を要請した。

 大学は実習校の教員らと連携して学生の指導ができ、学生は実習中でも大学に戻って教授に助言を求めることが可能になる。校長会や市教委、大学各学部の教職課程の担当者で構成する協議会も設ける。

 来年度から中学校教諭(保健体育)を目指すスポーツ健康福祉学科、栄養教諭免許取得を目指す健康栄養学科の学生が中学校や学校給食共同調理場での実習を予定している。

 西九州大神埼キャンパスで開いた協定書調印式で、田代高規市教育長は「光栄に思う。より一層の連携につながる契機になれば」、向井学長は「たくさんのメリットが生まれてくる。地域大学としての学びにもつながる」と期待した。

 西九州大は2011年に子ども学部(佐賀市)の実習受け入れで佐賀市教委と協定を結んでいる。

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