「第13回日本太鼓シニアコンクール」で1位の「名人」に輝いた野方嘉孝さん=佐賀市大和町

 佐賀市大和町の「大和太鼓保存会」会長の野方嘉孝さん(63)が、石川県七尾市で開かれた第13回日本太鼓シニアコンクール(日本太鼓財団など主催)で、全国1位の「名人」に輝いた。2年前の「準名人」を上回る快挙に、野方さんは「歴代名人の名を汚さぬように頑張っていきたい」と喜んでいる。

 野方さんは太鼓歴約30年。1989年の同保存会発足時から携わり、全国レベルで活躍するチームに育て上げた。現在は全国でも44人しかいない「1級公認指導員」の資格を持ち、国内各地や海外で指導。演奏者としても全国トップレベルの活躍をしている。

 今月4日に開かれたコンクールには、全国から60歳以上の35個人・団体が出場した。太鼓歴50年以上というベテランや海外で演奏活動する人など、つわものぞろい。野方さんは大太鼓で、オリジナル曲「道をゆく」を演奏。テンポや音の強弱に気をつけながら勇壮な打ち姿を披露し、観客を魅了した。

 頂点に立った野方さんは「もちろんうれしいが、プレッシャーもある。今後も精進したい」。子どもたちの指導に今まで以上に力を入れるとともに、「1人でも多くの人に元気や感動を与える演奏をしたい」と決意を新たにした。

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