夢の実現をテーマに講演した古賀稔彦さん=佐賀市文化会館

 みやき町出身で1992年バルセロナ五輪柔道金メダリストの古賀稔彦さんの講演会が8日、佐賀市文化会館であった。夢を実現した経験を基に「夢を持つこと、挑戦することは当たり前のこと。当たり前のことを当たり前にやる訓練が大切」と語り掛けた。

 古賀さんは現役引退後、自身の道場で子どもたちに指導する中で「人の役に立つという柔道の精神をきっちり話す」と紹介。「目の前のごみを拾えない人間に大きな夢をつかめるはずがない」と持論を展開した。

 また、挑戦する前に頭の中で答えを出してあきらめてしまうケースに触れ、「挑戦した後の喜びや苦しみ、感動まではその時に想像できない。やってみたら答えは違ってくる」と語った。自身の夢は「死ぬまで柔道着を着て、道場で死ぬこと」と話し講演を締めくくった。

 講演は日本臨床衛生検査技師会が主催。日臨技九州支部医学検査学会に合わせて開き、約300人が聴講した。

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