閑古錐窯(武雄市山内町) 山本創二郎さん

 武雄市山内町にある「閑古錐(かんこすい)窯」は山本英樹さん(51)と長男の創二郎さん(26)が営む窯です。1995年の築窯以来、「陶仙房」という屋号でしたが、ギャラリーと工房の新築を機に屋号を改め、新しい一歩を踏み出しました。

 創二郎さんは、サラリーマンを経て、昨年から実家で修業。県立窯業大学校でろくろ技術を学び、器を中心に創作活動をしています。

 「家業を継ぐのは勇気がいりましたが、日々学びながら創作しています」と創二郎さん。玄釉(げんゆう)とガラス釉の食器づくりに力を入れています。黒っぽい玄釉のシンプルな器は自然の山肌や岩肌のような質感があり、息の長いヒット商品です。皿、向こう付け、平皿、カップなどは、料理を引き立てる器として人気が高く、ロングセラーになっています。

 写真の作品は「銀彩らせん文玄釉つる首」と名づけた花入れです。銀彩のらせん文が小ぶりの花入れに強いインパクトを与えています。電話0954(45)4131。

(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

=杵藤版・きしま陶芸=

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