深海孝さん

 埼玉県に住んで30年。家業の有田焼商社から独立し、飲食店向けなどの焼き物販売をしている。関東圏の若い人たちは有田焼の名前を知っていても、見たことがない人が多いことを感じ、自宅をギャラリー兼小売店にした。直接触れることで、有田焼の美しさを感じてもらうことが、新たなファンを広げることになると思う。

 今も年2回ほど、仕入れのために帰郷している。緑の木々などの自然は変わらないが、生まれ育った上有田地区の活気がなくなっているようだ。若い人が住みたくなる町に向けた方策を期待する。

 離れていても有田のことは常に心にある。東京有田会のメンバーも、気持ちは同じ。来月の総会では、ふるさと談義に花を咲かせたい。(埼玉県)

=ふるさと賛歌=

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