夏のような3日の空

北に流れる台風の雲

■弥生人、のんびり対応?

 5日、台風18号が通過しました。数日前の進路予想では、佐賀に直撃のコースでしたが、進路が北にそれたため、幸いにも吉野ケ里には大きな被害は出ませんでした。

 思えば、2日、3日の異様な暑さと4日のいびつな雲は、嵐の前触れを予想させるものでした。現在は台風情報がすぐに手に入りますが、これがもし弥生時代だったらどうでしょう。2日から4日までの空からの情報だけで、いずれ襲って来る嵐におびえたのでしょうか。

 いやいや、台風の情報そのものがないのですから、空の変化に気が付いても意外とのんびり構えていて、風が過ぎ去った後に「風の強い日だったなあ」で終わったのかもしれません。

 実際、4日は雲があっても雲仙が見えていましたから、翌日に台風と言われてもあまりピンときませんでした。台風は近まると急に雨風が強まりますので、もしかしたら弥生時代は経験的に、急な嵐が来ても対応できるくらいの日頃の準備がされていたのかもしれません。

 自然と共に暮らすということは、そういうことではないかと、主祭殿下で台風の風に体を振られながらそんなことを考えました。(吉野ケ里ガイド)

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