教育工学について研究する日本教育工学協会(JAET)が主催する「全日本教育工学研究協議会」の全国大会が14日、佐賀市で開幕した。全国から教育関係者が集まり、15日までの2日間、研究発表や公開授業を通じてICT教育の将来像を探る。

 初日は約1100人が参加した。佐賀市文化会館で基調講演したJAETの野中陽一会長(横浜国立大教授)は、次期学習指導要領でICT環境の充実が掲げられ「個人レベルにとどまらず、学校や地域へと広がる総合的な情報化が求められている」と指摘した。JAETの学校情報化認定事業で、新たに先進地域表彰を始めたことを紹介した。

 ICTを活用した新たな学びの創造に向けては、子どもたちが積極的にデジタル情報を活用する家庭と学校との間にある格差をなくすため、授業外でも主体的なICT活用を進めるべきと訴えた。

 初日は佐賀市内の小中高5校での公開授業や指導事例発表もあった。15日は研究発表やワークショップなどを行う。全国大会は42回目で、佐賀県ICT利活用教育フェスタと同時開催した。

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