「命を粗末にしないで」と呼び掛ける酒井良子さん=鳥栖市の鳥栖西中学校

 いじめについて考える人権教室が11日、鳥栖市蔵上町の鳥栖西中(平川富久校長)であり、1年生202人がいじめを見つけたり、自分がいじめられたりしたときの対処の仕方などを学んだ。

 鳥栖地区を担当する人権擁護委員の酒井良子さんら3人が講師を務めた。教材は全国中学生人権作文コンテスト内閣総理大臣賞受賞作「一人じゃないよ」で、いじめられている転校生に勇気を出して「君は一人じゃないよ」と声をかけて励まし、一緒に先生や保護者に助けを求め、学級全体でいじめをなくしていくストーリー。

 生徒たちは作文を読んだり聞いたりした後、クラスごと、友達同士で「一人じゃないよ」と声を掛け合い、周囲につらい思いをしている友達がいないか、自分がいじめられたらどうするかなどに思いを巡らせた。

 酒井さんはいじめに遭っても「命を粗末にしたり一人で悩んだりしないで、人権擁護委員に電話をして」と呼び掛けた。生徒たちからは「いじめられている人がいたら、頑張って声をかけたい」などの感想が上がっていた。

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