業務委託契約を結んだ武廣町長(左)と深田凸版印刷部長=上峰町役場

 上峰町は14日、広告宣伝事業なども手掛ける凸版印刷(本社・東京)と共同で同町の魅力を創出し、発信するタウンプロモーション事業を実施すると発表した。計画では年度内に県内では初めてとなるトレイルランニング大会の開催や、食の見本市への出店、クルーズ船での上峰フルコースランチの提供などを展開する。

 プロモーション事業のうち、魅力づくり事業ではトレイルランニング大会とプチモニターツアーを行う。森などの道なき道を走るトレイルランニングは人気上昇中のスポーツで、町北部にある鎮西山で開く。開催日やコースは検討中だが、1周4キロのリレー形式を想定している。このほか町内の観光素材を見つけるモニターツアーを試行する。

 魅力発信事業では福岡市で19日から開かれる、九州の食が集まる見本市「皿の上の九州」にふるさと納税の返礼品で人気の上峰チーズタルト、天衝米(てんつくまい)など3品を出品する。また、11月1日は博多港の「にっぽん丸」で「上峰フルコースランチ」(1万円相当)を実施、食に関心の高い福岡都市圏の女性300人(募集終了)に佐賀牛など上峰の食をアピールする。

 プロモーション事業は6月にプロポーザル方式で募集し、県内外の6社の中から凸版印刷が選ばれた。契約金額は3100万円で地方創生事業補助金を利用する。

 14日は業務委託契約の締結式が同町役場であり、武廣勇平町長と深田克彦凸版印刷九州事業部長が調印した。武廣町長は年度内に地域商社としての機能を持つタウンプロモーション協会(観光協会)を立ち上げる考えも示し、「今後息の長い魅力発信事業を展開し、将来的にはイオン上峰周辺を中心に大きな交流拠点を作りたい」との構想を明らかにした。

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