大串惣次郎さん

◆職人の技、未来へつなぐ

 ろくろ一筋に、有田焼作りに取り組んでいる。産地としての課題は、技術の伝承。焼き物作りを志す若い人たちが減っているのが気がかり。展示の場を広げるなど、伝統工芸士会の活動を盛り上げ、職人の地位向上を図りたい。そのためにも働きやすい環境をつくる企業の協力が不可欠だ。長い歴史をくぐり抜けて伝えられてきた職人の技を廃れさせては、先人たちに顔向けできない。

 明治時代の職人が作った物を見ると、他の人に負けるものかという気骨を感じる。もの作りの喜びとともに、お客さんに自分の技を見せることを意識しており、技術の高さに舌を巻くことも多い。今の若い人たちも努力はしているが、自分も含めてもっと頑張らないといけない。(有田町下本)

=重点報道@有田= =わがまち未来形・有田編=

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