水揚げしたばかりの竹崎カニを持つ漁業者=太良町大浦

カニが掛かった網を引き上げる漁業者=有明海

 有明海の竹崎カニ(ガザミ)漁が、太良町沖で最盛期を迎えている。旬の雄ガニを求めて同町大浦の竹崎港などから連日、40~50隻の漁船が漁に出ている。

 竹崎カニは初夏から秋にかけては雄のシーズンで、あっさりした身と濃厚なミソが特徴。今の時期の浜値は大きいサイズで1キロ1500円程度。町内の旅館や道の駅で提供されている。

 カニ漁歴約40年の貞包保則さん(60)=同町=は9月からカニ漁を始め、今月12日も沖に出て水深15メートルほどに仕掛けた網を引き上げ、約5キロのカニを捕った。「台風前は全然いなかったが、今は多い日で20キロくらい捕れる。ちょうど旬で甘みがあり、大きさもいい」と話す。

 カニ漁は、以前は夏場からピークを迎えていたが、今年の夏は不漁の上、7~8月は高値で取引されるビゼンクラゲ漁に転向していた漁業者が多く、秋にずれ込んだ。

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