新しい技術を使った有田焼の製造現場を〝捜査〟する参加者=有田町の吉右エ門製陶所

 焼き物作りの現場で歴史や技術を学ぶ「伊万里・有田焼オープンファクトリー職人現場検証」が8日、有田町と伊万里市の窯元などで開かれた。福岡県や香港などから20人が参加し、“捜査員”として捜査(見学)や検証(体験)を楽しんだ。

 両市町の窯元・焼き物商社の若手が、有田焼や伊万里焼の素晴らしさを伝えるとともに、産地以外の人との交流を深めようと開いた。

 一行は新たな技法と歴史、製造工程の3ルートに分かれて窯元などを見て回った。新たな技法コースでは、高圧で金属粒子を吹き付け、文様を浮かび上がらせるサンドブラストに取り組む吉右エ門製陶所(有田町)や、キン肉マンの箸置きを作る北川美宣窯(同)などを訪問。製作過程を間近で見学した。大阪府から参加した左貝志津江さん(53)は「伝統を守りながらも、新たな技術を取り入れるのが有田の底力と感じた」と興味深げだった。

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