能舞台でダンスパフォーマンスを披露する中澤利彦さん=佐賀市松原の井内能舞台

 米ニューヨークで活躍するダンサー中澤利彦さん(31)が8日、佐賀市松原の井内能舞台でパフォーマンスをした。和の趣に満ちた空間で、アメリカ仕込みの圧巻のダンスを披露し、観客を魅了した。

 中澤さんは新潟県出身。大学時代にモダンダンスを経験し、卒業後は一度飲食業に就くも、ダンサーの夢を追って25歳で渡米した。マイケル・ジャクソンらを輩出した新人パフォーマーの登竜門「アマチュアナイト」で2度の優勝を飾り、現在はダンスカンパニーのパフォーマーや講師などとして活動している。

 能舞台の作法に倣い、足袋を履いて舞台に上がった中澤さんは、用意した音楽に合わせて、パントマイムなどのストリートパフォーマンスやダンスを披露。自身も「初体験」という能舞台を、所狭しと駆け回った。

 この日は「日本人が世界で活躍するためには」と題した講演も行った。日本における英語の習得を例に挙げ、「必要の有無で判断すれば日本では不必要かもしれないが、英語という“可能性”が人生を豊かにする。可能性の広がりを常に求めることが大切」と訴えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加