男子決勝・江北-三日月 第2セット、江北の渕上裕汰がアタックを決め、10-4とリードを広げる=唐津市の鎮西スポーツセンター

女子Aパート決勝・江北-東与賀 第2セット、江北の山中ななみ(右)と橋本菜々がブロックを決め、16-12とする=唐津市の鎮西スポーツセンター

女子Bパートで優勝し、両手を上げて喜ぶ玄海の選手たち=唐津市の鎮西スポーツセンター

 JA杯第31回佐賀新聞学童オリンピック大会バレーボール競技(県バレーボール協会・佐賀新聞社主催、JAグループ佐賀特別協賛)が16日、唐津市の鎮西スポーツセンターであり、男子は江北が初優勝を飾った。

 2パートに分かれた女子は、Aパートは江北が9年ぶり3度目、Bパートは玄海が2年ぶり2度目の頂点に立った。

 開会式ではJAさがの堤繁文肥料農薬部長が選手たちを激励した。

 【男子】1回戦 江北2-0東脊振、唐津2-0二里、三日月2-1伊万里、久間2-0かみみね▽同準決勝 江北2-1唐津、三日月2-0久間

 ▽決勝

江  北 221-120 三日月

      21-11

 【女子Aパート】1回戦 東与賀2-1有明、東山代2-0能古見、古枝2-1多久中央、江北2-0武雄▽同準決勝 東与賀2-0東山代、江北2-0古枝

 ▽決勝

江  北 222-200 東与賀

      21-16

 【女子Bパート】1回戦 玄海2-0桜ケ丘、川副2-0神埼、三日月2-0北鹿島、鏡山2-0有田中部▽同準決勝 玄海2-0川副、三日月2-1鏡山

 ▽決勝

玄  海 221-120 三日月

      21-12

 ■部員8人で快挙

 男子は、6月の全日本小学生大会県予選を制した江北が悲願の初優勝を果たした。部員8人で成し遂げた快挙に、岡田規男監督は「2人の6年生がチームを引っ張り、自分たちの戦い方を最後までやり通すことができた」と胸を張った。

 1回戦から強力なスパイクを誇る6年生のサウスポー渕上裕汰にボールを集めて攻勢をかけた。渕上は準決勝の唐津戦第3セットでは15点中10得点。決勝の三日月戦もブロックで封じにかかる相手を力でねじ伏せた。

 もう1人の6年生江越晴希主将はチームワークで見せた。「ミスをした時、大事なときこそ声をかけあった」とメンバーを鼓舞、粘り強い守りの中心になった。

 8月の全国大会は予選リーグで敗れたが、それを刺激に「もっと強くなりたいと思って集中して練習してきた」と渕上。「これまでで一番の思い出になりました」と表情を緩めた。

 ■失セットなく地力

 女子Aパートは、江北が1回戦から決勝まで1セットも落とさず頂点に駆け上がった。諸富孝之監督は「ここまで苦しむ姿はあまり見たことがなかった」と振り返ったが、不本意な中でも8月の九州大会で3位に入った地力を見せた。

 決勝は、粘り強く守る東与賀に対しブロックのこぼれ球への反応が遅れるなど、波に乗れなかった。それでも3年生の時から主力の中山陽依が要所で巧みなアタックを決め、山中ななみと橋本菜々がブロックで相手の攻撃の芽を摘んで踏ん張りを見せた。

 もがきながらつかんだ優勝に「最後は経験がものを言った」と諸富監督。戦いぶりに満足できず悔し涙を流した佐藤怜実主将も「後輩や保護者に感謝してバレーと向き合う」とこのチームでの残り少ない時間をかみしめていた。

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