人力車で披露宴会場に向かう新郎の小川敢さんと新婦の戸上真由子さん=佐賀城鯱の門

■出会いの地「いい思い出に」

 佐賀城本丸歴史館で初めての結婚式が16日、同館・外御書院であった。歴史を感じさせる厳かな雰囲気のもと、千葉県木更津市の小川敢(おがわ・かん)さんと佐賀市の戸上真由子さんが式を挙げ、列席者約70人から祝福を受けた。

 小川さんと戸上さんは佐賀大学の先輩、後輩で大学時代に知り合った。同館は以前、戸上さんが卒業した赤松小の校舎があった場所でもあり、結婚式の会場に選んだ。同館でも2004年の開館以来、結婚式は初の試みとなった。

 結婚式はサプライズ演出で、列席者にはほとんど知らされていなかった。親族や友人たちは披露宴会場の「さがレトロ館」から、本丸歴史館へと案内された。

 人前結婚式で2人は「互いに支え合い、ユーモアあふれる健康的な家庭をつくりたい」と誓った。リングリレーで運ばれた指輪を交換し、巻物仕立ての結婚証明書に署名。晴れて夫婦となった2人に列席者は大きな拍手を送った。

 2人は「佐賀で出会ったので、佐賀ならではの場所で式を挙げたかった。いい思い出になりました」と笑顔を見せ、人力車で披露宴会場へ向かった。新婦の父輝雄さんも赤松小出身。「参列した皆さんに喜んで祝福してもらい感無量です」と愛娘の晴れ姿を喜んだ。

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