福田信也さん

◆にのせ田んぼの学校校長 福田信也さん(47)

 農業を通して、子どもからお年寄りまでつながりを持とうと、15年ほど前にグループを立ち上げた。昔は誰がどこの子どもか皆が知っており、地域全体で子育てしているようなものだった。しかし今では、子どもの数が減っているにもかかわらず、声を掛けることが少なくなっている。子どもたちが大人になったとき、古里のいい思い出になってほしいと願っている。

 農業を続けていて感じるのは、耕作放棄地が増えたこと。後継者不足で、先人たちが長年耕した田んぼが荒れている。町の新たな特産品づくりを目指す協議会のメンバーとして、有田の気候にあった作物を探している。生産から加工、販売までできる態勢を整え、地域の活気を取り戻したい。(有田町二ノ瀬)

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