熊本地震の「本震」から半年を迎え、明かりがともされた灯籠の前で黙とうする、地震で閉鎖した南阿蘇村のキャンパスに通っていた東海大生と地元住民ら=16日午後、熊本県南阿蘇村

 熊本地震で2回目の震度7の揺れが起きた「本震」から16日で半年。熊本県内の被災地では犠牲者に祈りをささげる遺族らの姿があった。亡き人への思いが尽きない心境を漏らす半面、悲しみを乗り越えて前へ進もうと決意を新たにする声もあった。

 地震で閉鎖した南阿蘇村のキャンパスに通っていた東海大生約140人と、住民約20人が再会するイベントも村内のグラウンドで開かれた。経営するアパートが全壊し、学生1人を亡くした渡辺ヒロ子さん(72)は「つらい光景を思い出すので村に戻れずにいたが、今日は勇気を出して来て良かった。みんなの笑顔に元気をもらった」と涙をこらえた。夕方には竹や紙などで作った灯籠約500個に明かりをともし、黙とうした。【共同】

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