県知事賞の吉田佑香さん(中央)、県教育長賞の川原妙子さん(右)、県議会議長賞の出島大和さん=基山町民会館

 定時制通信制高校で学ぶ生徒の生活体験発表大会が16日、基山町民会館であった。県内7校の代表12人が登壇し、最高賞の県知事賞には「一歩前へ」の演題で発表した鳥栖工高定時制1年の吉田佑香(ゆうか)さん(17)が選ばれた。

 各校の予選を経て出場した生徒たちは、いじめや高校中退、家庭の事情による進学断念など遭遇したつらい体験を乗り越えて、家族や友人、先生らに支えられながら定通制で見つけた新しい目標や学ぶ喜びなどを語った。

 吉田さんは県外のバレーボール強豪校になじめず中退して帰郷。家族や幼なじみに支えられて2度目の高校生活を始め、尊敬する理学療法士と同じ職業を目指すようになるまでの心境を発表した。「クラスの仲間とは苦しかった時期のことを話すことができ、一緒に夢に向かって頑張っている」と語った。

 吉田さんは県代表として11月20日に東京で開かれる全国大会に出場する。大会は県高校定時制通信制教育振興会が主催し、64回目。

 その他の入賞者は次の通り。(敬称略)

 県教育長賞 川原妙子(佐賀北)▽県議会議長賞 出島大和(唐津商)▽基山町長賞 新郷綾香(佐賀商)▽佐賀新聞社賞 山領佑果(有田工)▽NHK佐賀放送局長賞 木原希(鳥栖工)▽佐賀労働局長賞 牟田亜弥香(佐賀商)▽県高校定通教育振興会長賞 山崎千尋(佐賀北)▽県高校教育研究会定通部会長賞 蘭真樹(佐賀工)平石悠花(同)工藤沙楠(伊万里商)横山主税(有田工)

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