大草野小の子どもたちに四股などの基本動作を指導する高砂親方(中央)=嬉野市の大草野小学校

 大相撲高砂部屋の高砂親方(元大関朝潮)が14日、嬉野市の大草野小(大川内加代子校長、134人)で相撲教室を開いた。相撲の基本動作を教えたほか、子どもたち同士の取組も見守り「大会で勝つ喜びを味わって」とエールを送った。

 同校の学校運営をサポートする地域団体「大草野地域コミュニティ」が、毎年秋に相撲大会がある同校の子どもたちにプロの指導を体験させようと、県のさが未来スイッチ交付金を受けて開いた。高砂親方は昨年も嬉野市内の大野原小中学校で子どもたちに講演した。

 拍手で迎えられた高砂親方は早速、腰割りや四股、すり足などの基本動作のポイントを指導。「腰割りはあごを引き、腰を左右に動かして足首や膝に神経を行き渡らせて」「四股で大事なのは地面に着けている方の脚。片足で体全体を支えることで膝や腰が強くなる」などの助言に合わせ、子どもたちが実践した。

 市の相撲大会優勝者など12人が代表で高砂親方に白熱した取り組みを披露。親方は「相撲の前に四股を踏んだり脚を伸ばしたりして、けがをしないようにすることが大事。勝負を通して、努力することや相撲の楽しさを知って」と言葉を贈った。この日は高砂親方を一目見ようと、大勢の地域住民が来校した。毎年10月下旬に近くの丹生神社である同校の相撲大会は今年は23日に開かれ、子どもたちが3人抜きに挑戦する。

このエントリーをはてなブックマークに追加