講演会で「地域ならではの互助をいかに進めるかが重要」と訴える原さん=佐賀市兵庫町のメートプラザ佐賀

 地域包括ケアシステムについて学ぶ講演会「佐賀市介護予防・地域づくりシンポジウム」が14日、佐賀市兵庫町のメートプラザ佐賀であった。公益社団法人国民健康保険中央会の原勝則理事長が講師を務め、高齢化で市が負担する介護保険料が増加する中、高齢者を地域で支える仕組みづくりについて講演した。

 佐賀市の65歳以上人口は2016年3月末時点で6万1436人で、全体の26%を占める。その中で要介護認定者は19・9%に上り、全国平均よりも高い。

 原さんはこれらのデータを示した上で、これからの介護保険制度を考えるには「地域によって高齢化率が異なることを踏まえ、地域ならではの互助をいかに進めるかが重要」と指摘。そのためには「高齢者の支援ニーズを把握し、地域全体で目指す将来像を共有することが大切」と訴えた。

 講演会は、介護保険制度改正に伴い、持続可能な制度について考えてもらおうと市が主催。約310人が参加した。

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