1回戦・佐賀工-黒沢尻工 前半20分、佐賀工のWTB仲西海人(手前)がトライを決め26-0とする=大阪府の東大阪市花園ラグビー場

64得点 30日、常翔戦へ勢い 

 理想的なゲーム展開で佐賀工が初戦をものにした。司令塔のSO龍野光太朗や小柳琢登、福士萌起の両大型CTBらが活躍し、モール攻勢を得意とする黒沢尻工を圧倒。仁位岳寛監督は「(今年の特長である)バックスの強みを生かした思い通りの展開だった」とうなずいた。

 流れを引き寄せたのは21-0で迎えた前半20分。ラインアウトからのモールで相手に自陣深く詰められピンチとなったが、ナンバー8永田義樹らがボールを奪取。パスを受けたWTB仲西海人が、左中間からパントで蹴り出したボールを自分でキャッチした。

 「走力には自信があった」という仲西はそのまま一気に敵陣中央に突っ込み、最後は相手バックスにタックルされながら右手でトライ。仁位監督は「あのモールからのターンオーバーが一番大きかった」と振り返った。

 ただ、バックスが個々の力を発揮したとはいえ、ボールの取りこぼしや、トライを挙げられなかった時間帯もあり、「ハンドリングのエラーをきちんと修正しないといけない」と仁位監督。主将の龍野も「パスミスが多かった」と反省し、大阪の強豪・常翔学園との2回戦に向け意識を高めていた。

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