佐賀県は19日、診断書を偽造して病気休暇を申請し、62日間欠勤したとして、県土整備部下水道課の御舩真稔技師(23)を懲戒免職にしたと発表した。県は有印私文書偽造・同行使にあたるとして同日付で佐賀署に告発、受理された。

 御舩技師は2月中旬から年休を取り、3月上旬に久留米市内の病院で受診、療養期間などを加えた診断書をパソコンで偽造した。その後も繰り返し、9月まで計9回にわたって95日間の病気休暇を不正に申請。土日などを除いた分が欠勤となった。診断書には「慢性前立腺炎疑い」「仮面うつ病」と記していた。

 8月22日、診断書に記載されていた二つの病院の書式が同じであることを不審に思った上司が病院に確認したところ、偽造が発覚した。翌23日に別の病気と正式に診断され、病気休暇を取っていた。御舩技師は「診断書を発行してもらう金がなかった」と話しているという。

 欠勤分の給与52万円のうち、12万円は返納され、県は残り約40万円の支払いを求める。大田芳洋総務部長は「全職員に対して、改めて綱紀粛正と服務規律の徹底を図る」とのコメントを出した。

このエントリーをはてなブックマークに追加