農協法改正を受け、JAさがで取り組む自己改革について講演する原壽男常務理事=佐賀市のグランデはがくれ

 県内に拠点を置く大手企業の支店長らが集まる「ブランチ佐賀さかえ会」(座長、中尾清一郎佐賀新聞社社長)の例会が19日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。JAさがの原壽男常務理事が、農業生産拡大や農家所得向上を目指す自己改革の取り組みについて講演した。

 JAさがは、農家の正組合員3万4880戸と金融利用者などの准組合員3万6464戸。食品加工や飲料、レストラン、自動車・燃油などグループ会社16社と合わせて約4500人の職員を抱える。

 原常務は「今年4月に施行された新農協法で、農家の所得増大に最大限の配慮をすることや、高い収益を挙げて事業発展に投資することが明記された」と改正のポイントを解説。初期投資が多額となる施設園芸のハウスをJAが整備して新規就農者に貸与する支援策や、食品加工のグループ会社が農家から農産物を購入することで、生産拡大や所得安定につなげた事例などを紹介した。

 その上で、「外から見れば分かりにくいかもしれないが、県内のさまざまな企業とも連携しており、決して閉鎖的な組織ではない」と強調した。

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