■実行役に協力の疑い

 福岡市城南区の佐賀銀行干隈(ほしぐま)支店で今月上旬、現金数千万円が盗まれた事件で、同行の行員が事件に関与している疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。行員は既に逮捕されており、福岡県警は他に関与した人物がいないか調べている。

 捜査関係者によると、現金が盗まれたのは営業時間外の夜間で、関与が疑われている行員を含め、現場に同行関係者は誰もいなかった。県警は、行員は現金の保管場所を教えるなど実行役に協力する役割だったとみており、今後、報酬とみられる金品を受け取ったかなど慎重に調べる。【共同】

■佐銀「コメント控えたい」

 佐賀銀行干隈支店(福岡市城南区)で今月上旬、保管されていた数千万円の現金が盗まれた事件を受け、同行の関係者は対応に追われている。広報担当者は20日、「福岡県警に協力している」と述べたものの、「捜査に支障が出ないように具体的な内容についてはコメントを差し控えたい」と慎重な姿勢を示している。

 事件が起きた干隈支店は支店長を含め行員8人、パート3人が勤務している。融資、預金業務に加え、投資信託や生命保険も扱っている。夜間は無人になるという。

 佐賀銀行は佐賀、福岡、長崎の3県と東京都に計103の支店を展開している。このうちの3割を超える38店が福岡県にあり、重要な営業拠点になっている。

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