今年一年を振り返る山口祥義知事=県庁

 官公庁や各職場で28日、仕事納め式があった。有田焼創業400年やリオ五輪での県勢活躍といった明るいニュースの一方、熊本地震や教育ネットワークへの不正アクセス事件などで揺れた一年。国政に関わる課題も年をまたぐが、2017年に向け気持ちを新たにした。

 県庁では山口祥義知事がこの一年を1カ月ごとに振り返りながら、自身の所感を述べたり、県職員をねぎらったりした。

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画では沖縄県での米軍機大破事故を念頭に「一番大切な安全に関する問題で、防衛省に説明を求めた状態で新年を迎える。来年も真摯(しんし)に対処していく」と述べた。

 熊本地震の支援をした被災地支援本部など県職員の12団体・個人を表彰し、「目立たずコツコツ積み重ねていくのが県庁のほとんどの仕事。そういう一人一人の努力、県民からの信頼の積み重ねがあるからこそ県政が前に進めると思っており、勝ち取っていくことが大事」と語り掛けた。

 県教委では、係長級以上の職員約50人が参加。古谷宏教育長は、教育ネットワークへの不正アクセスや教職員の不祥事に触れ「一人一人が精いっぱいのことをやって取り組んでいかなければならない」と信頼回復に向けた覚悟を促した上で「年の改まりを節目にして、心と体もリフレッシュして元気で会えるようにしよう」と呼び掛けた。

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