刃物を持った不審者を取り押さえる駐在所員と教員=佐賀市の西与賀小学校

 佐賀市西与賀町の西与賀小(今泉弘校長)で19日、学校内に不審者が侵入したと想定した訓練があった。児童273人を体育館へ避難させる中、教員らが不審者を取り押さえ、対応の手順や動きを確認した。

 訓練では刃渡り約30センチのナイフを持った不審者が「校長を出せ」などと叫びながら正門に侵入してきたと想定。児童を体育館へ避難させると、教員と駐在所員が駆け付け、暴れ回る不審者をさすまたを使い取り押さえた。

 訓練後、今泉校長は「不審者が来たら、慌てずに行動できるよう日頃から心掛けて」と呼び掛けた。西与賀駐在所の佐々木誠次さんは講話の中で、大阪府の小学校に不審者が侵入し児童8人が刺殺された事件を説明。不審者と遭遇したら大きな声で「助けて」と叫ぶことなどを確認した。

 県警生活安全企画課によると、県内での声かけ、つきまとい事案は9月末までに125件発生しており、被害者の約4割は小学生が占めている。

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