佐賀市が「いいモノさがし」で認定した6次化商品。多彩なアイデア品がそろっている=佐賀市役所

 佐賀市は、農林漁業者らが開発した優れた6次化商品を認定する独自の制度「いいモノさがし」で、新たに4事業所・11品を認定した。制度を立ち上げた前年度の5事業所・24品と合わせると35品となり、担当の市農業振興課は「製品のPRや売り込みに努め、生産者の所得安定につなげたい」と話している。

 今回認定されたのは、三瀬村地場産品振興部会(三瀬村)が手掛けた「酵母が生きてるやまびこみそ」や、恵丸水産(諸富町)の「恵の酢漬海苔(のり)」、えがちゃん農園(同)の「はねにんにくオイル」など。

 商品の認定期間は3年間で、市は商談会に売り込んだり、催事販売の出店料を負担するなどして支援する。市のホームページにも掲載し、ふるさと納税の返礼品にも採用する。

 前年度認定した24品の売り上げ総額は大きくアップ。15年度は前年度比47%増の1560万円となっている。

 「凍結熟成の干し柿」が前年度認定された名尾農園(大和町)の谷口文代さん(48)は「認定品となったことで信頼を得られるようになった」と感謝。恵丸水産の野口京子さん(60)は「これを機に知名度が上がれば」と期待を寄せる。

 市農業振興課は「認定制度があることで、市内の6次化産品の質向上につながる。販路を拡大し、生産者に『ぜひ認定してほしい』と思われる制度にしたい」と話す。

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