子どもが幸せに育つ社会を考えるフォーラムが22日午後1時半から、鳥栖市の龍谷短期大学講堂である。「こうのとりのゆりかご」で知られる慈恵病院(熊本県)の看護部長だった田尻由貴子さん、娘で助産院を運営する甲斐由香さんらの対談を交え、あり方を再考する。

 10月の里親推進月間に合わせて開く。田尻さんは、熊本で続いた子どもの遺棄事件をきっかけに、先進的に取り組んでいたドイツで学ぶなどして、こうのとりのゆりかごを開設した。

 産後ケアに特化した助産院を運営する甲斐さんは、熊本地震時に、泣き声を気にして避難所で過ごせない母子を助産院に迎え入れるなど母子の心身ケアを紹介。コーディネーターを務める坂口明夫さんは、自身も里子として複数の里親家庭で暮らした。児童養護施設に勤務しながら、厳しい状況に置かれた子どもや家庭への支援を続けている。

 県などと主催する子ども家庭支援センター和合は、「母親だけが悩みを抱え込む“孤育て”脱却のため、地域社会で寄り添う子育てを考えてほしい」と話す。参加無料。問い合わせは和合、電話0942(92)2818。

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