合図とともに白羽熊を投げ渡す男衆たち=基山町園部

 五穀豊穣(ほうじょう)を感謝する「園部くんち」が16日、基山町園部の宝満神社一帯であった。白羽熊(はぐま)や挟(はさみ)箱を携えた氏子衆が行列を作って練り歩き、見物客でにぎわった。

 早朝に本殿で神事があり、御神体をみこしに移して約150メートル離れた御仮殿へ出発。約100人で行列を作って巡行した。長さ約3・5メートルの毛やりを持って進む白羽熊では、男衆が2人1組となり、口上を唱えながら長やりを取り回した。交代の際には合図とともに羽熊が投げられ、地面に落とさないようにうまくバランスを取っていた。

 行列には弓持ちや鉄砲隊として子どもたちも加わった。区長の冨山茂さん(64)は「子どもの頃から神事に親しみ行事の大切さを知ってもらい、後世に引き継いでいきたい」と話した。

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