佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で九州防衛局は21日、佐賀空港周辺での米軍機のオスプレイによるデモフライトを11月8日に実施すると発表した。地元住民や漁業者などからは「騒音や風圧などを体感しないと賛否の判断ができない」との声も上がっており、デモフライト実施で計画を巡る動きは大きな節目を迎えることになりそうだ。

 21日までに在日米軍側と調整がつき、佐賀県や佐賀市などに連絡した。オスプレイの参加機数や飛行時間帯、飛行ルートについては確定しておらず、九州防衛局は「民間機の運航などに影響が出ないように県当局と調整を進めていく」としている。

 山口祥義知事もオスプレイの騒音などを体感したいと話しており「スケジュールを調整した」(県幹部)という。県企画課は「どのようなやり方がいいのか詰めた上でルートや高度などの要望を伝えていきたい」と話している。

 デモフライトを巡っては、2015年4月に陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ケ里町)のヘリ2機を代替機として実施したが、オスプレイ自体の飛行を求める声が多く上がり、山口知事も今年9月21日に稲田朋美防衛相に電話で直接実施を要請した。県有明海漁協も繁忙期のノリ漁期中の実施を容認する姿勢を示していた。

=オスプレイ配備の先に=

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