合戦でがっちり組み合う荒神輿(左)と団車=伊万里中学校グラウンド

 伊万里市の伊萬里神社御神幸祭(伊万里トンテントン祭り)が21日夜の宵祭りで開幕した。伊万里中学校グラウンドで、荒神輿(あらみこし)と団車(だんじり)が激しくぶつかり合う「安幕(やすまく)合戦」を奉納し、観衆から大きな拍手が起こった。

 小雨がぱらつく中、お供組の白神輿の後を追うように合戦組の2基が登場。「キーワエンカ(来れんのか)」という荒神輿の男衆の挑発で口火を切り、それに呼応した「トン・テン・トン」と早打ちする団車の仕掛け太鼓を合図に両者が激しく組み合った後、横方向や団車側に倒す合戦を披露した。

 10年前の死亡事故に伴う合戦中止からシナリオに沿った合戦スタイルに変わって4年目。櫻井徳幸実行委員長は「すばらしい合戦でスタートすることができた。残り2日間もまずは事故なく、来てくれた人に勇壮さを感じてもらいたい」と語った。

 22、23日が本祭で、市中心街を巡幸しながら奉納合戦のほか、組み合わせるだけの「模擬合戦」も披露する。23日夕の「川落とし合戦」で幕を閉じる。

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