全国警察柔道大会で2部準優勝を果たした佐賀県警の選手ら=佐賀市松原の県警本部

団体2位の快挙を成し遂げた井手巡査長(左)と横尾巡査長=佐賀市の交通機動隊

模擬走行をする井手巡査長=佐賀市の交通機動隊

■強豪倒し2部準優勝・柔道団体

 都道府県の各警察が団体戦で競う本年度全国警察柔道大会で、佐賀県警が2部で準優勝を果たした。勤務の合間を縫いながら休日も使って稽古を積み重ね、警察官の数が多い強豪の府県警を相手にチーム一丸となって打ち破った。

 大会は17日、東京の日本武道館であり、県警は18チームによる2部に出場。リーグ戦の4試合を全勝して決勝戦に進出した。決勝で神奈川県警に敗れたものの、1997年以降で最高の成績を残した。田中康紀監督(42)は「十分なトレーニングで選手にスタミナも付いていた。大きな府県警に勝ちたいとのモチベーションも高かった」と話す。

 大会で全勝した遠江幸佑さん(25)は、直近の岩手国体で世界選手権準優勝の選手に勝ったこともあり、「自信を深め、負けるはずがないと強い気持ちで臨めた」。来年からより強いチームがひしめく1部で戦う。主将の楢崎誠さん(33)は「全員が自分の力を出し切ることができた。1部でも食らいついて残留を目指す」と話した。

 20日に県警本部で選手たちから試合結果の報告を受けた逢阪貴士本部長は「好成績を残したことを誇りに思う。職員の士気も上がる」とねぎらった。

■高い技術で団体2位白バイ運転 交機の井手・横尾巡査長

 白バイ乗務員の運転技術と技能向上を目的とし、全国の都道府県交通機動隊の代表が集まり競い合う「第47回全国白バイ安全運転競技大会」で佐賀県警交通機動隊の井手太亮(28)、横尾浩一(28)両巡査長が団体2位の快挙を成し遂げた。井手巡査長は種目別(バランス走行)でも2位と結果を残した。

 大会は10月8、9日に茨城県ひたちなか市で開かれた。2人は38道府県などが参加する団体部門に出場。8の字走行などで速さや正確性を競うバランス走行を含む3種目で成績を競った。今年は悪天候のため、オフロード車を使うトライアル走行は実施されなかった。

 井手巡査は「取り締まりに生かし、県内の事故を一件でも減らせるよう悪質な運転には厳しく指導したい」と話し、横尾巡査は「白バイは一歩間違えれば大きな事故につながる。競技では集中力を切らさないことが大切。後輩の指導にも力を入れたい」と意気込んだ。

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