広島は投打がかみ合った。二回1死一、三塁で重盗を決めて先制。四回に松山、エルドレッドのソロで2点を加え、七回にも丸の適時打などで2点を追加した。ジョンソンが七回途中1失点と踏ん張り、七回2死一、二塁では今村が好救援を見せた。

 日本ハムの大谷は制球がまとまらず6回3失点。打線はレアードのソロの1点に終わった。

=ハイライト= 重盗で先制、ソロ2発

 広島の先発オーダーに、今季チームトップの101打点を挙げた新井の名前はない。4番は松山で、一塁はエルドレッド。東出打撃コーチが言う。「新井さんがいなくても打線を組めるのがうちの強み」。総合力の高さで、大谷に土をつけた。

 1-0の四回。松山が起用に応える。155キロを捉えると右中間にソロ。2013年の交流戦でも大谷から一発を記録している左打者は「いつもは4番目と思っているけど、今日は4番と思って気持ちから入った。新井さんばかりに頼っていたら駄目。速い球に振り負けないように力強いスイングができた」と胸を張った。1死後、今度はエルドレッドが150キロをコースに逆らわず中堅右へ。今季一度も1試合で2本塁打されたことのない大谷から1イニング2発を放った。

 大技だけでなく、足技もさえた。二回の先制点は重盗。1死一、三塁で一塁の安部が盗塁を仕掛け、捕手の二塁送球を見て三塁の鈴木が本塁へ。快足を飛ばし、左手でホームを触れた。

 緒方監督は「いい形で結果が出た選手が多い。初戦の入りは十分良かった」。32年ぶりの日本一へ、最高のスタートを切った。

■いいスタート切れた

 広島・緒方監督 大事な初戦でいいスタートが切れた。(重盗は)判断が難しかったが、よくスタートを切ってくれた。2発とも大きい本塁打だった。ジョンソンは苦しい中で粘り強く投げてくれて、試合をつくってくれた。

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