勢いよく伊万里川に落ち、水しぶきを上げた荒神輿と団車=伊万里市

 伊万里市の伊萬里神社御神幸祭(伊万里トンテントン祭り)は最終日の23日、クライマックスの「川落とし合戦」が行われた。荒神輿(あらみこし)と団車(だんじり)が組み合ったまま伊万里川になだれ落ち、豪快な水しぶきを上げると、詰めかけた観衆から歓声が沸いた。

 日が暮れた後、伊万里川沿いの川落とし合戦場に神輿が登場した。担ぎ手の男衆が挑発し合った後、「トン、テン、トン」の太鼓の合図でがっちり組み合い、せり上がったまま横倒しで川に落下した。男衆が川に飛び込んで縄をかけ、陸地に引き揚げるまでの時間を競った。団車がわずかに早く体勢を整え、勝ち名乗りを上げた。団車が勝った年は「豊漁」とされる。

 今年は最終日の午前中まで雨が続いたが、御神幸祭実行委員会の櫻井徳幸委員長は「雨でも変わりなく安全第一で、立派な合戦を奉納することができた」と満足げだった。

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