水位の下がった池で投網する学生=佐賀市の県立森林公園

 県立森林公園の自然池で16日、生態系を調査するための「池干し」があった。水を抜いた池で、胴長を着た学生らが投網などで生物たちを捕獲、外来種の有無などを調べた。

 地元の町づくり協議会や県土木事務所、さが水ものがたり館などで作る森林公園水環境改善検討委員会が主催した。佐賀大のサークル「グリーンネクサス」の学生や委員会メンバーらが胴長を着用し、水位が下がった池で投網をしたり、おけを使って追い込んで魚を捕まえた。

 池ではメダカ、フナ、コイ、テナガエビ、トンボの幼虫などさまざまな生物が見つかった。牛津高の中原正登教諭が、採集した生物を基に池の生態系を考察。「以前、池で見つかった外来種のブルーギルは見当たらない。琵琶湖原産のフナがいるが、進化の土俵が同じ魚であれば、生態系には大きな影響はない」などと解説した。

 池干しに参加した東与賀小5年の江向真穂さんは「大きいコイをすくえて楽しかった」。佐賀大農学部1年の生嶋大貴さんは「投網は初めての経験だったが、いろいろな魚を捕まえることができておもしろかった」と話した。

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