福祉の仕事の魅力について語る白濱裕一さん(左端)=神埼市の西九州大学神埼キャンパス

 福祉の仕事に関心を持つ佐賀県内の高校生を対象にしたセミナーが22日、神埼市の西九州大学神埼キャンパスであった。現場で働く先輩や大学教授が福祉の仕事の魅力を紹介し、心構えを説いた。

 同大学を卒業し、現場で働く3人がパネル討論した。福祉の魅力について、佐賀市の特別養護老人ホームで働く白濱裕一さん(24)は「他者から必要とされる喜びがある」、小城市の保育士江里口美樹さん(24)は「子どもの成長が感じられ、自分自身も成長できる」と話した。

 高校生からは「利用者と上手にコミュニケーションを取るにはどうすべきか」との質問が出た。佐賀市の障害者支援施設に勤務する青葉美樹さん(26)は「時間を共有することもコミュニケーションの一つ。まず相手を理解しようとする姿勢が大切」と助言した。

 同大学社会福祉学科の滝口真教授(48)は「支援は対象者のニーズに合っていなければならない。自己満足にならないよう注意しよう」と求めた。

 県社会福祉協議会と同大学が主催し、約120人が参加した。

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