新年の商況を占う初売りの準備が、佐賀県内の大型店で本格化している。今回は正月休みが3日までと短く、各店とも「安近短」の傾向が強まって来店客が増えることを期待している。短期決戦に備え、福袋や家族向けイベントの充実に力を入れている。

 「11月に増床したばかりで、県内初出店の人気ショップへの期待感が高い」。ゆめタウン佐賀(佐賀市)は、前年を3000個上回る約2万8000個の福袋を用意する。「雑貨やアパレルはもちろん高級チョコ、コーヒーなど多様な福袋で、幅広い世代にアピールしたい」と語る。

 イオン九州の各店は中心客層の30~40代の女性向けの品ぞろえを充実させた。前年、人気が高かった雑誌とのコラボレーション福袋を増やした。「サンキュ」「GLOW」「リンネル」などの雑誌と連携し、着回しがしやすい服、人気ブロガーが選んだアクセサリーを入れた。中心価格帯は5000円。

 佐賀玉屋(佐賀市)は、1080円のキャラクターものから、210万円の最高級寝具セットまで幅広い価格帯をそろえる。冬物のセールも2日から開始。NHK衛星放送の人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の写真展を9日まで開き、集客を図る。

 モラージュ佐賀(同)は「大お年玉抽選会」に力を入れる。5万円の旅行券、4Kテレビなど豪華賞品が当たる。5000円以上の買い物だけでなく、福袋購入者(1000円から)にも抽選券を配る。担当者は「正月休みが短いため、旅行など遠くに出掛けず、商業施設に遊びに来る家族連れが増える」と予測。キャラクターショーや動物イベント、ミニライブなどで盛り上げを図る。

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