18歳選挙権報道などについて議論を深めた「報道と読者委員会」=佐賀市天神の佐賀新聞社

 佐賀新聞の報道のあり方を議論する第三者委員会「報道と読者委員会」第7期委員の初会合が24日、佐賀新聞社で開かれた。7月の参院選で初めて適用された「18歳選挙権」を巡る報道と、4月に刷新した「子ども佐賀新聞」をテーマに意見を交わした。

 18歳選挙権では、連載や高校生約1500人を対象にしたアンケート調査について「政治参加をアシストする好ましい企画」「佐賀新聞ならではの丁寧な取材姿勢を感じる」と評価する声が上がった。

 一方で、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた意味や背景を深掘りし、義務教育での主権者教育の現状など、取材の幅を広げるように求める意見も出た。選挙後の分析記事の充実を要望する声もあった。

 子ども佐賀新聞は、興味を持たせる紙面づくりが評価されたが、「新聞を読むことを習慣化するには、分かりやすいレイアウトにすべき」「子ども記者が取材した記事のテーマに偏りがある」との指摘もあった。

 委員は次の通り(順不同)。

 牟田清敬氏(弁護士)=座長▽宮島清一氏(宮島醤油社長)▽上野景三氏(佐賀大大学院教授)▽千綿由美氏(むらつむぎ代表)▽大野博之氏(社会起業家・ユニカレさが代表理事)

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