文化賞 学術部門 鈴田由紀夫さん

文化奨励賞 芸術部門 徳安和博さん

特別賞 体育部門 副島亀里ララボウラティアナラさん

特別賞 芸術部門 池田学さん

 佐賀新聞社が11月3日の「文化の日」にちなんで贈る佐賀新聞文化賞と文化奨励賞の2016年度受賞者が決まった。文化賞は、佐賀の陶磁器文化を全国に発信してきた佐賀県立九州陶磁文化館館長の鈴田由紀夫さん(64)=学術部門=が受賞した。奨励賞は、日展で特選を2回受賞し鍋島直正像制作なども手掛ける彫刻家で佐賀大学芸術地域デザイン学部教授の徳安和博さん(49)=芸術部門=が選ばれた。

 特別賞は、リオデジャネイロ五輪7人制ラグビーの男子日本代表として歴史的勝利に貢献した副島亀里ララボウラティアナラさん(33)=体育部門=と、超細密画で世界の美術館や美術関係者から高い評価を集める画家の池田学さん(42)=芸術部門=に贈る。

 佐賀新聞文化賞は地域の発展や文化の振興に貢献した個人・団体を顕彰するため1956年に創設、今年で61回目を迎える。学術や教育、産業、社会、芸術、体育の分野で功績があった個人や団体に贈り、文化奨励賞は75年から始まった。

 贈呈式は11月2日午前11時から佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開く。

■文化賞 学術部門 鈴田由紀夫さん

 すずた・ゆきお 佐賀県立九州陶磁文化館館長。同館学芸課長、副館長を経て2010年から現職。鹿島市出身。九州芸術工科大学大学院修士課程修了。有田焼を中心に陶磁器全般を研究、「佐賀県の陶磁器生産の歴史と特色について」など論文多数。染織家で人間国宝の滋人さんは実弟。武雄市。64歳。

■文化奨励賞 芸術部門 徳安和博さん

 とくやす・かずひろ 彫刻家。長崎県生まれ。佐賀大、岡山大大学院で学ぶ。日展や日本彫刻会展などで活躍、日展特選に2度輝いた。2008年から佐賀大学に着任、現在、教授として後進育成に尽力する。来春、佐賀城本丸歴史館に設置される鍋島直正像の制作も手掛けた。佐賀市。49歳。

■特別賞 体育部門 副島亀里ララボウラティアナラさん

 そえじま・かめり・ららぼうらてぃあなら フィジー出身。2009年に来日、佐賀市出身の妻と結婚して日本国籍を取得。14年の長崎国体で活躍しリオ五輪ラグビー7人制代表に選ばれ、初戦のニュージーランド戦でトライを決めるなど4位入賞に貢献した。トップリーグのコカ・コーラレッドスパークス所属。佐賀市。33歳。

■特別賞 芸術部門 池田学さん

 いけだ・まなぶ 佐賀北高校芸術コース-東京芸術大学美術学部デザイン科・同大学院を修了。個展やグループ展など多数。文化庁芸術家在外研修員として2011年からカナダ滞在。13年からは米ウィスコンシン州のチェゼン美術館で3年間の滞在制作中。多久市出身、42歳。

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