JR九州は25日、東京証券取引所第1部に株式を上場した。取引初日の終値は2990円となり、事前に申し込んだ投資家への売り出し価格の2600円を15%上回った。終値に基づく時価総額は4784億円。国は保有するJR九州の発行済み株式1億6千万株を全て放出。1987年の発足から30年目で完全民営化した。

 取引開始直後から買い注文が先行し、初値は3100円を付けた。午後も活発に取引され、25日の売買代金は2736億円に達した。東証と福岡市の本社で記者会見した青柳俊彦社長は「30年にわたる積み重ねの一つ一つが実を結んだ。今後も機動的な経営をしたい」と意欲を示した。株価が堅調に推移したことに関しては「評価してもらい非常にほっとした。上場は大成功という思いだ」と述べた。

 JRグループの上場は東日本、西日本、東海に続き4社目。本州以外の北海道、四国を含めた「三島会社」では初めて。【共同】

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