玄海原発4号機の再稼働差し止めを求めて仮処分を申し立てる市民団体のメンバー=佐賀市中の小路の佐賀地裁前

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の3号機の再稼働差し止めを求めて佐賀地裁に仮処分を申請している市民団体は26日、4号機を加える申し立てをした。原子力規制委員会による3、4号機の審査が大詰めになっている状況を受け両方を仮処分の対象にした。

 団体は「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」で、佐賀県内外の146人が申し立てた。「耐震設計の前提となる基準地震動の設定が玄海原発で過小評価され、安全基準を満たしていない」などと主張している。石丸初美代表は「熊本や鳥取で地震が続き、どこで地震が起きてもおかしくない。暮らしの安心を守るために原発を止めたい」と話した。

 九電は「内容を把握していないが、現在係属中の仮処分と同様に裁判所に理解いただけるよう努めていく」としている。

 3号機の仮処分については来年1月16日に審理が終結する見通し。全国で同様の仮処分申請が行われており、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)は運転差し止めが命じられ、九電川内原発1、2号機(鹿児島県)では申し立てが退けられている。

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