カトリック教会と十字架を掲げた墓石に信仰の歴史をしのぶ参加者たち=唐津市鎮西町の馬渡島

 離島の秋の一日を楽しむ健康ウオークが22日、唐津市鎮西町沖の馬渡島であった。市内外から訪れた親子連れなど50人が島の歴史と自然に触れ、島民のもてなしに心を満たした。

 名護屋港から定期船で25分、島に渡った参加者は中腹にあるキリスト教会に立ち寄り、島で一番高い標高240メートルの番所ノ辻展望所から、雨にけぶる壱岐方面を眺めた。山道脇には希少かんきつ類のゲンコウやウベが自生し、珍しそうに手に取り、港ではアジゴ釣りを体験した。

 実行委員長で区長の高野淌(みつる)さん(69)らは数日前から弁当の天ぷら用のアジや土産のサザエを用意し、昼食時には小中学生が太鼓や馬渡ソーラン節を披露。高野さんは「海の幸はもちろん、春はツワブキ、秋はアケビと山の幸もある。島の魅力を知ってほしい」と話していた。

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