伊万里有田共立病院を地域医療支援病院にすることを了承した佐賀県医療審議会地域医療対策部会=佐賀県庁

 佐賀県医療審議会地域医療対策部会(部会長・池田秀夫県医師会会長、14人)は26日、西松浦郡有田町の伊万里有田共立病院を、地域のかかりつけ医を支援する「地域医療支援病院」にすることを了承した。これを受け、県が承認する。県内6カ所目で、県内五つの2次医療圏全てで支援病院ができることになる。

 伊万里有田共立病院は、一般病床が202床、感染症病床が4床あり、救急医2人体制で処置室や集中治療室などを整備している。地域医療機関からの紹介率は57・2%、症状が落ち着いてからの逆紹介率が72・9%となっている。部会は、医療法で定める承認要件を満たしていると判断した。

 地域医療の中核を担う支援病院は、紹介患者に対してかかりつけ医と共同診療を行い、医療機器の共同利用を実施するほか、24時間体制で重症救急患者を受け入れ、地域の医療従事者に対する研修などで資質向上に取り組む。患者は地域で一貫した治療を受けることができ、支援病院側も入院診療の点数が加算される。

 県内では、県医療センター好生館、国立病院機構佐賀病院、国立病院機構東佐賀病院、唐津赤十字病院、国立病院機構嬉野医療センターが承認されている。

 このほか、鳥栖市にある二つの診療所について、出産や透析入院医療体制の強化に限定して、増床を認めた。

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