武雄市教委は27日、民間学習塾「花まる学習会」(さいたま市)と連携する官民一体教育の実施小学校を順次拡大し、2020年度までに11校全校で行う指定計画を明らかにした。既に実施している5校に加え、新たに6校に指定書と準備校指定書を交付した。

 官民一体教育は2015年度に武内、東川登の2校、本年度から朝日、若木、橘の3校で実施している。

 計画によると、来年4月に西川登、18年4月に山内東、山内西、北方、同年10月に武雄、20年4月に御船が丘で始める。開始時期は各校の地域協議会の希望に応じて決定した。

 官民一体型学校は、(1)毎朝15分間、四字熟語や計算、音読などの教材を組み合わせた「花まるタイム」(2)年5回、学年の異なる縦割りグループで取り組む90分の「青空教室」(3)月1回、思考力を育てる花まる型の授業-を行う。地元が地域協議会をつくり、学校に出掛けて支援している。

 花まるタイムでの「丸つけ」など、支援者は1学級に3~4人程度必要で、老人会や婦人会などに協力を求めている。そうした組織が少なくなっている都市部の学校や大規模校では人集めが課題になる。武雄と御船が丘は体制づくりに時間が必要なため、開始時期が遅くなった。御船が丘は、19年に行われる九州算数数学教育研究大会の開催校になっている事情もあった。

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