30日23時~23時半の「情熱大陸」(TBS系)は、基山町出身の大人気漫画家・原泰久さんに密着し、壮大かつ緻密なストーリー創作の舞台裏に迫る。

 漫画雑誌「週刊ヤングジャンプ」で10年連載している歴史漫画「キングダム」。単行本は累計2600万部を突破し去年の青年コミック売り上げ1位で、お笑い芸人やスポーツ選手など著名人にも熱烈なファンが多いことで知られる。

 物語は2300年前の中国・春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す貧しい少年と後の始皇帝となる秦国の若き王の成長と友情の物語。“天下統一”へ向けて駆け上がっていく若者達の熱すぎる人間ドラマや緻密な軍略の駆け引きを、中国の歴史書である『史記』を元に描いている。

 作者の原さんは今でこそ“超売れっ子”だが、サラリーマン時代を経て30歳で漫画家になった遅咲き。「キングダム」の連載が始まる時、「これまで誰も描いていない中国の春秋時代をテーマにしても読者の関心を集めないのでは?」と編集者から反対されたが、「真っ白い雪の上に一歩踏み出したい」と強い思いで突き進んだ結果、若者だけでなく大人もハマる希代のメガヒット作品が生まれた。

 番組は、「キングダム」がストーリーのターニングポイントを迎え、悪戦苦闘する原の5カ月間に密着。毎週18ページもの連載を届けるために、福岡県の仕事場でまさに“不眠不休”で原稿を書き続けたかと思うと、締め切りの合間を縫って博物館に足を運び情報収集し、サラリーマン時代の元同僚との飲み会にも律義に顔を出す。

 “一度読めば必ずとりこになる”ともいわれる壮大なスケールの物語を世に送り出し、読者の心をわしづかみにし続ける超人気漫画家の原点を探した。

=テレビ=

このエントリーをはてなブックマークに追加