初日午前のフライトが中止になり、フライトシミュレーターを楽しむパイロットら=佐賀市松原のバルーンミュージアム

 佐賀市で2016佐賀熱気球世界選手権が開幕した28日、雨でフライトが中止になった選手たちが続々とバルーンミュージアム(同市松原)を訪れた。選手たちは館内のフライトシミュレーターで雨の“第1タスク”に挑戦、本番に向けフライト気分を味わった。

 25チームが参加予定だったホンダグランプリの午前の競技の中止が決まった午前6時過ぎから、選手たちは悪天候でも熱気球を楽しめるバルーンミュージアムに移動した。選手たちの間でも、世界的にも珍しいフライトシミュレーターへの関心は高く、ホンダグランプリ競技委員長の増本嘉浩さん(42)が見守る中、世界王者の藤田雄大選手(29)や県勢唯一の世界選手権出場選手の上田諭さん(29)、海外選手も体験した。

 藤田選手は、頻繁に変わる風向きに合わせて高度を変えながらターゲットを目指したものの、投げたマーカーは目標から80メートル以上離れた。藤田選手は「難しかった。雨で飛べなかったので、いい準備になった」と笑顔を見せた。イギリス人のリチャード・パリーさん(67)は「雨の日にバルーンを楽しめるとてもいい施設だ」と話した。

=熱気球世界選手権2016=

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