JRバルーン佐賀駅近くで線路に接触して球皮が引っかかった気球=佐賀市の嘉瀬川河川敷

線路に接触し、地上からロープで引っ張られる気球=佐賀市の嘉瀬川河川敷

 佐賀市で開かれている熱気球世界選手権選で29日、ホンダグランプリに出場した1機がJR長崎本線の高架に接触し、球皮がひっかかる事故が発生した。約15分後に気球は回収された。けが人はなかった。事故により電車が遅れている。

 午前7時35分ごろ、嘉瀬川河川敷に設定されたターゲットを目指して北北東から姿を現した気球のバスケット部分が、JRバルーン佐賀駅近くの高架部分に接触した。その後、球皮が高架の電柱にひっかかり、10分ほど空中で往生した。

 パイロットがロープを落とし、地上から数十人が引っ張って着地させた。現場では「(ロープを)思いっきり引っ張れ」「感電するぞ」など叫ぶ声が聞かれ、多くの来場者でにぎわっていた会場は一時、緊迫した雰囲気に包まれた。

 現場近くにいた佐賀市の50代女性は「引っかかっているときに電車が来ないか心配だった。大事故にならなくてほっとした」と話した。

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