リオ五輪のラグビー7人制男子3位決定戦の南アフリカ戦で タックルを受ける副島選手=8月13日付、リオデジャネイロ(共同)

 A ことしはオリンピックイヤーで佐賀県関係の選手も注目を集めたね。

 I リオ五輪ラグビー7人制男子で日本が4位と健闘したのは驚いた。中でも副島亀里ララボウラティアナラ選手(佐賀市)の活躍はうれしかったよ。競技に専念できるように募金で支援した地元の熱意にしっかり応えてくれた。Vプレミアリーグを制した久光製薬(鳥栖市)から3人がメンバー入りしたバレーボール女子は5位に終わり、2大会連続のメダルを逃したのが惜しまれる。テコンドー女子の濱田真由選手(佐賀市)は昨年の世界選手権を制し、金メダルの期待も高かったけれど、9位は残念だった。ぜひ東京五輪で雪辱を果たしてほしい。

 C J1サガン鳥栖は昨年と同じ11位だったね。戦いぶりをどう感じた?

 I サガン鳥栖はフィッカデンティ監督が就任し、シーズンに臨んだけれど、苦しかったね。第1ステージはJ1に昇格して初めて降格圏に沈むなど、厳しい立ち上がりだった。ただ、第2ステージに入ると鹿島アントラーズや川崎フロンターレを次々に破って、ステージ優勝争いを演じるなど台風の目になった。フィッカデンティ体制2年目の来季は、エースの豊田陽平選手を中心に攻めを構築してほしい。だけど、守護神の林彰洋選手が抜けてしまう穴をどうにか埋めないと、上位進出は厳しいかもしれない。

 A プロ野球でも例年に比べて県関係者の話題が多かったように感じたよ。

 I そうだね。鳥栖高校出身の緒方孝市監督が広島東洋カープを25年ぶりのリーグ優勝に導いた。来年は埼玉西武ライオンズを佐賀東高校出身の辻発彦監督が率いることが決まったから、日本シリーズでの対戦がいまから楽しみ。ドラフト会議でも3人の県内出身選手が誕生して、これからの活躍に期待がかかるね。

 D 県内の他のスポーツはどうだったの?

 I 全国高校総体は8年ぶりに県勢の優勝がなかったのが寂しかったかな。国体も少年の陸上や水泳で入賞がゼロだったのが気になる。2023年の佐賀国体までに、ジュニア選手の育成や強化をどう建て直すか、重い課題を突きつけられた一年だった。

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