大勢の来館者でにぎわう「人間国宝と三右衛門」展=8月、有田町の佐賀県立九州陶磁文化館

 A 有田焼が創業400年を迎え、佐賀県内外でさまざまな事業やイベント、展覧会が開かれた。

 F バブル経済の崩壊以来、売り上げ減少が続く産地にとって反転の起爆剤にという思いが強かった。

 E 県の事業から生まれた新ブランドや、国内外のデザイナーとの共同作業が若手後継者らの刺激になり有形無形の効果があった。

 G ただ、正念場はこれから。県の支援は縮小する。産地でも秋以降、「401年目が勝負」という声が多く聞かれるようになった。

 C 県立美術館で開かれたピカソ展は壮観だった。油彩だけでなく、版画やブロンズ、陶器も見応えがあったね。

 G 漫画「キングダム」やジブリアニメの特別展もあった。サブカルチャーが主題なので、美術館初心者も来館しやすかった。

 B 舞台では佐賀市出身の宝塚歌劇団宙組トップスターの朝夏まなとさんが、トップ就任から初めての里帰り公演で凱旋した。

 H 歌も踊りもトップならではの迫力があった。満席の会場から割れんばかりの拍手が起きた。

 A 世界文化遺産「三重津海軍所跡」でドライドック側壁にあたる護岸の遺構が新たに見つかった。

 F 長崎街道の佐賀城下への東玄関となる構口橋の石垣跡も迫力があったよ。

 B 佐賀市の東名遺跡は国史跡に指定された。縄文を伝える遺跡として広くアピールしていきたいね。

 E 「唐津くんちの曳山(ひきやま)行事」は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。

 D 祭りに国際的な箔(はく)が付いた。短期的には行政などが観光面でどう生かせるかが問われるね。

 B 大林宣彦監督が唐津で映画「花筐(はなかたみ)」を撮影した。

 H 多くの市民がエキストラやボランティアで関わっていて、来夏の公開が待ち遠しいね。

 I 悲しい知らせもあった。「九州さが大衆文学賞」の審査員を務めたミステリー作家の夏樹静子さんが亡くなった。文学賞も24回目を最後に幕を閉じる。

 G 急だったので残念でならない。もっと夏樹さんの本を読みたかった。

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